赤ちゃんのような声が聞こえても、アライグマなど特定の動物だとは言い切れません。屋根裏にいる動物の声のほか、屋外の声が響いている可能性もあります。まずは室内の安全な場所から、聞こえる位置・時間・繰り返し方を記録しましょう。
考えられる原因と、まだ分からないこと
アライグマやハクビシンが家屋の屋根裏に住み着くことは、自治体の資料でも紹介されています。ただし「赤ちゃんのよう」という主観的な音の表現と、動物種を結び付ける根拠にはなりません。[1]
イタチ類・ネズミ類・屋外の猫や鳥なども、現地確認で区別する対象です。声の似方だけで候補に順位を付けず、屋内か屋外か、声と移動音が同時にあるかを整理してください。鳴き声だけでは、幼獣がいるかどうかも判断できません。
安全に確認できるサイン
録音する場合も屋根裏へ入る必要はありません。普段過ごす部屋から短く録音し、日時を添えておくと相談時の説明に使えます。
- 声がする日時と継続時間。毎日同じ時間か、断続的か。
- 天井のどの辺りで聞こえるか。別の部屋でも聞こえるか。
- 声と一緒に足音・引っかく音があるか。
- 室内から見えるシミや、離れた位置から分かる臭いの有無。
やらない方がよいこと
野生鳥獣の捕獲等には原則として規制があります。例外や必要手続きは対象により異なるため、自治体の担当窓口へ確認してください。[2]
- 天井をたたいて反応を確かめる。
- 高所や天井裏へ上がり、動物を追い詰める。
- 中に動物がいないことを確認せず、見つけた穴を塞ぐ。
- 声だけで対象を決め、罠や薬剤を使う。
専門家へ相談する目安
声や移動音が繰り返す、シミや臭いもある、室内からでは発生源が分からない場合は現地調査を相談する目安です。「アライグマがいる」ではなく「天井付近でこのような声がする」と観察事実を伝えましょう。
賃貸住宅では管理会社や貸主へ先に連絡し、調査や工事の手配を確認します。屋外の声の可能性も含め、動物がいなかった場合の調査費用も予約前に聞いておきます。
次に読んでおきたい記事
出典・参考資料
- 横浜市「野生動物による生活被害について」 ↗確認日:2026-09-10 / 資料更新・公表:2026-05-15参照範囲:アライグマ・ハクビシンの特徴、屋根裏侵入、建物の点検箇所。横浜市の捕獲支援を全国共通制度として扱わない。
- 環境省「捕獲許可制度の概要」 ↗確認日:2026-09-10参照範囲:野生鳥獣の捕獲等は原則禁止。例外・許可手続きは対象と地域により確認する。
公的資料の事実と、編集上の確認手順を区別して掲載しています。個別の住宅の原因や工事内容は現地確認が必要です。