まず知っておきたいこと
夜中の天井の足音は、動物が移動している可能性があります。ただし、音の大きさだけでは種類も大きさも判断できません。建物の響き方や、屋外・設備由来の音も含めて確認します。
「ドタドタ」「カリカリ」だけで見分けない
アライグマとハクビシンは夜行性で、屋根裏への侵入例があります。夜間という条件は矛盾しませんが、両者を見分ける決め手にはなりません。[1]
小さく速い音ならネズミ、大きい音ならアライグマ、と機械的に当てはめないでください。距離や天井材、反響によって聞こえ方は変わります。配管・換気設備・屋外の音なども確認対象です。
一晩で全部調べようとしなくて大丈夫
眠る場所から離れた危険な場所へ探しに行く必要はありません。日時付きの短いメモや録音で、現地調査の際に状況を共有できます。
- 何時ごろ始まり、何分続くか。
- 音が一か所に留まるか、部屋をまたいで動くか。
- 雨・風・空調や水の使用と重なるか。
- 声、臭い、シミなど、別のサインがあるか。
音が止まっても、すぐ穴を塞がない
静かになっただけでは、中に動物が残っていないことは確認できません。追い出しや封鎖は、対象と侵入口、残留の確認方法を含めて相談してください。捕獲等の規制も対象ごとに確認が必要です。[2]
- 天井をたたく、煙や薬剤で反応を見ることは避ける。
- 天井裏へ上がって、歩いて確かめない。
- 糞らしいものを素手で扱わない。
音が続くときに依頼したい調査
繰り返す音に加えて、シミや臭いがあるときは現地調査を相談しましょう。「動物の痕跡はあるか」「侵入口を写真で説明できるか」「建物や設備の調査も必要か」を聞きます。
調査を依頼したことが工事の即決を意味するわけではありません。作業内容と総額が分かる書面を受け取り、比較する時間を確保してください。
次に読んでおきたい記事
出典・参考資料
- 横浜市「野生動物による生活被害について」 ↗確認日:2026-09-10 / 資料更新・公表:2026-05-15参照範囲:アライグマ・ハクビシンの特徴、屋根裏侵入、建物の点検箇所。横浜市の捕獲支援を全国共通制度として扱わない。
- 環境省「捕獲許可制度の概要」 ↗確認日:2026-09-10参照範囲:野生鳥獣の捕獲等は原則禁止。例外・許可手続きは対象と地域により確認する。
公的資料の事実と、編集上の確認手順を区別して掲載しています。個別の住宅の原因や工事内容は現地確認が必要です。