まず知っておきたいこと
古い家で音がしても、築年数だけで動物がいるとは判断できません。天井裏に上がる前に、聞こえる時間、風雨との関係、修繕や増築の履歴を整理し、建物の状態も含めた調査につなげましょう。
動物と建物、両方の可能性を残す
音が移動するように聞こえる場合と、風に合わせて一か所が鳴る場合では、相談時に伝えたい情報が違います。設備や建材に由来する音も調査候補に含め、音だけで原因を固定しないことが大切です。
増築部分の接続部、基礎の通風孔、屋根が重なる部分、戸袋などは、自治体資料でも建物の点検箇所として挙げられています。隙間があるだけでは、そこが動物の出入口だと確定できません。[1]
地面や室内から分かる範囲を記録
脚立や屋根の上に乗って撮影する必要はありません。見えない部分は「未確認」として調査担当者へ伝えてください。
- 屋根・軒・換気口の外れや欠けが、地上から見えるか。
- 音の場所と、増築した部屋や修繕箇所の位置関係。
- 直近の強風や雨の後から変化したか。
- 以前に同じ場所を修繕・封鎖した記録があるか。
自己流の封鎖より、調査範囲の確認を
換気のための開口部を全部塞いだり、内部の確認前に穴を埋めたりすることは避けます。必要な通気を残す方法や、建物に適した施工を専門家と確認してください。
捕獲等の規制は動物によって確認が必要です。DIYで罠を置く前に、自治体へ対象と手続きを相談します。[2]
相談時は、修繕も必要か尋ねる
動物対策だけで直せるのか、屋根・外壁・設備の修繕が別に必要かを確認します。施工範囲が曖昧なまま「一式」だけで契約せず、写真や位置図で箇所を説明してもらいましょう。
施工後は、封鎖した箇所の写真と、未施工箇所、点検や再侵入時の連絡方法を残しておくと、次の調査にも役立ちます。
次に読んでおきたい記事
出典・参考資料
- 横浜市「野生動物による生活被害について」 ↗確認日:2026-09-10 / 資料更新・公表:2026-05-15参照範囲:アライグマ・ハクビシンの特徴、屋根裏侵入、建物の点検箇所。横浜市の捕獲支援を全国共通制度として扱わない。
- 環境省「捕獲許可制度の概要」 ↗確認日:2026-09-10参照範囲:野生鳥獣の捕獲等は原則禁止。例外・許可手続きは対象と地域により確認する。
公的資料の事実と、編集上の確認手順を区別して掲載しています。個別の住宅の原因や工事内容は現地確認が必要です。