ケモノサイン家の異変を、ひとつずつ。

家・侵入口

古い家の屋根裏から音がする

古い家の屋根裏の音は、動物だけでなく建物や設備の確認も必要です。安全な観察箇所と、調査時に伝える修繕履歴を整理します。

編集:ケモノサイン / 公開 2026-09-09・更新 2026-09-10 / 専門家監修なし

まず知っておきたいこと

古い家で音がしても、築年数だけで動物がいるとは判断できません。天井裏に上がる前に、聞こえる時間、風雨との関係、修繕や増築の履歴を整理し、建物の状態も含めた調査につなげましょう。

動物と建物、両方の可能性を残す

音が移動するように聞こえる場合と、風に合わせて一か所が鳴る場合では、相談時に伝えたい情報が違います。設備や建材に由来する音も調査候補に含め、音だけで原因を固定しないことが大切です。

増築部分の接続部、基礎の通風孔、屋根が重なる部分、戸袋などは、自治体資料でも建物の点検箇所として挙げられています。隙間があるだけでは、そこが動物の出入口だと確定できません。[1]

地面や室内から分かる範囲を記録

脚立や屋根の上に乗って撮影する必要はありません。見えない部分は「未確認」として調査担当者へ伝えてください。

  • 屋根・軒・換気口の外れや欠けが、地上から見えるか。
  • 音の場所と、増築した部屋や修繕箇所の位置関係。
  • 直近の強風や雨の後から変化したか。
  • 以前に同じ場所を修繕・封鎖した記録があるか。

自己流の封鎖より、調査範囲の確認を

換気のための開口部を全部塞いだり、内部の確認前に穴を埋めたりすることは避けます。必要な通気を残す方法や、建物に適した施工を専門家と確認してください。

捕獲等の規制は動物によって確認が必要です。DIYで罠を置く前に、自治体へ対象と手続きを相談します。[2]

相談時は、修繕も必要か尋ねる

動物対策だけで直せるのか、屋根・外壁・設備の修繕が別に必要かを確認します。施工範囲が曖昧なまま「一式」だけで契約せず、写真や位置図で箇所を説明してもらいましょう。

施工後は、封鎖した箇所の写真と、未施工箇所、点検や再侵入時の連絡方法を残しておくと、次の調査にも役立ちます。

分かることから、次の一歩へ

異変を整理したいときは診断へ。相談を考えている方は依頼前のガイドへ。

次に読んでおきたい記事

出典・参考資料

  1. 横浜市「野生動物による生活被害について」 ↗確認日:2026-09-10 / 資料更新・公表:2026-05-15参照範囲:アライグマ・ハクビシンの特徴、屋根裏侵入、建物の点検箇所。横浜市の捕獲支援を全国共通制度として扱わない。
  2. 環境省「捕獲許可制度の概要」 ↗確認日:2026-09-10参照範囲:野生鳥獣の捕獲等は原則禁止。例外・許可手続きは対象と地域により確認する。

公的資料の事実と、編集上の確認手順を区別して掲載しています。個別の住宅の原因や工事内容は現地確認が必要です。